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ウイグル旅行記 8:さよならカシュガル

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2019/8/12

 

ちょっとサボるとあっという間に日が開く。仕事が立て込んでいたのと録画がたまっていたのと玄関先&庭の整備に勤しんでいたのとで、つい…。ざっと下書きはしてあったんだから、仕上げるだけだったのに。書く馬力が落ちているなあ。

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コメントを頂戴したんですが、昔のカシュガル旧市街はやはり、路地裏まであんな風に華麗に装飾したり、していなかったそうです。素朴な雰囲気だったと。やっぱり路地裏まで歩き回る観光客用に演出しているんでしょうね。

 

ここら辺なんかはまだ普通かしら。(街灯は華麗だけど)

 

 

 

昔はこんなに緑もなかったらしい。

 

 

壁には何と書いてあるのかしら…。上は電話番号かな? 何かの店舗だったのかな。

 

この、2股に分かれているところが好きなんだけど、

 

こっち側の建物も撮りたい。お寺かな?

 

こんな標識はここでしか見なかった。他にもあったかもしれんけど。

 

ここら辺は迷路のようだったから、紛れ込んできてグルグル同じところを歩いているよそ者に道を聞かれるのも面倒くさくなったのかな。普通に住民が暮らしているんだものね。

 

さて、旧市街からホテルへ戻ります。またタクシーにしました。バスもあるんだろうけど、ハードル高いんで、気力ない。朝にホテルの人に頼んでホテル名「喀什深航国際酒店」をウイグル語で書いてもらった紙があるから安心です。それを見せたらタクシーのドライバーも即座に「OK」と言いました。

 

でも全然違うホテルに連れてこられたよ! 「〇〇国際酒店」の「国際酒店」の部分しか合ってない。この街はナントカ国際酒店だらけなんだから、〇〇の部分が重要なんですけど! 彼が知っている国際酒店はそこだけだったのか? (日本もやたらに「〇〇国際ホテル」って名前が流行った時代がありましたね)

 

で、次に連れていかれたのがここ。(柵の上に鉄条網が)

 

絶対、外国人が泊まりそうなホテルに適当に来てみただろ。当てずっぽうせずちゃんと探してくれ! ここで降ろすなら金払わんからな。

 

「ここも違う」と言ったらドライバー氏、私のメモをもって、ラディソンの駐車場入り口のスタッフに道を聞きに行ってくれました。そして車をUターンさせて走り出す。そこからは割と近かったです。ホテルの人はやはり、よそのホテルもよく知っているんだね。タシケントでタクシーにタタ・ホテル(シングル150ドルから)に連れていかれた時も、ホテルの人がタクシーに説明してタラ・ホテル(ドミ60円くらい)の場所を教えてくれたっけ。
 

てことで無事に喀什深航国際酒店に戻ってきました。少し遠回りになったかもだけど、全額払ったよ。往きのタクシー代とそんなに大きくは違わなかったし。さて、シャワーで汗と埃を洗い流し、ちょっと休んでからチェックアウト。これから夜行列車に乗りに行くのです。

 

そのチェックアウト時に、受付の女の人に頼まれたことがありました。彼女は最近、日本に遊びに行ったみたい。ヤマダ電機で買ったレシートを見せて「値段を教えてください」と言ってきたの(例によってスマホ翻訳で)。どの部分が金額の表示なのかわからなかったらしい。本体の値段と税金とに分けて教えてあげました。免税のお金がどれだけ戻ってくるか知りたかったのかな?

 

チェックアウト後、ホテルのすぐ近くにカフェベーカリーを発見。夕食用にパンを買って支払いも済ませてから、そこがファストフード屋さんでもあると気づく。イートインでハンバーガーや焼きそばをいただけるのだ。前夜に食事を食べるところを探している時は、こっち側に来なかったんだよなあ。失敗した。まあ、ホテルのレストランも楽しかったけどさ。

 

と言うか、その時だって、そこで夕食を食べてから駅に行くこともできたのに。もうパンを買っちゃったからなあとその時は思ったけど、パンなんだからカバンに入れて取っておけるし、やっぱり焼きそばを食べれば良かった。

 

私が買ったのは串焼きみたいな形のパン。おかずパンはそれだけだったみたい。あとはケーキやドーナツやクッキーでした。

 

駅に行くに当たり、今回は、タクシーのドライバーに駅の写真を見せる作戦を試みました。しかし「わからん」と首を傾げられました。上手くいかぬのう…。ホテルの人に「駅」の発音でも聞いてくるか…。しかし、中国語は世界で最も発音が難しい言語。同じ音でも高さによって意味が違ったりね。こちらの意味するところが伝わらないのはまだいいけど、別の単語と間違われて全然違う場所に連れていかれる危険性もあるよな。ある日本人が中国語で「私は栄養士です」と言うたびに「まだそんな職業があるの!?」「先祖代々やってるの?」と戸惑われるので不思議に思っていたところ、発音が悪いせいで「陰陽師です」と自己紹介していると指摘されたって話もある。

 

でも、ホテルに戻りかけたところで、昨日も助けてくれたホテルのスタッフが出てくるのにばったり。また助けを頼みまして、今度は30元で決着しました。彼女は最初はメーターでと言ってくれていたけど、途中からドライバーが「メーターは壊れている」と言い出した模様。まあ外国人ですし、これくらい舐められるのはしゃーない、言葉ができない私が悪いってことで、OKしました。彼女にめっちゃお礼を言ったら、これまでニコリともしなかった彼女が初めて笑いましたよ。
 


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